平成20年産七城のこめ 穀検食味コンクールにおいて特A受賞
2009/03/23
日本穀物検定協会(穀検)が毎年、公表している全国の米の食味ランキングにおいて熊本県菊池市七城産の米(七城のこめ)が最も評価の高い特Aを受賞しました。
ちなみに七城のこめはこんな取組みをしています。
菊池市七城地域では、水稲において、ジャンボタニシによる雑草対策により除草剤を極力、使用しない取組に併せて、温湯(おんとう)種子消毒機を㈲七城町銘柄米センターで購入し、植え込み前に米の種籾を60度のお湯に10分間浸して殺菌し、地域で栽培される水稲の60%の種子を同センターで処理しています。
また、肥料においても過去3年間の試験結果をもとに有機態チッソ50%以上の肥料を選定し他地域より化学成分に由来するチッソ成分を少なく施用することでより安心で安全な七城独自の特別栽培米を栽培しています。
また、本年度より環境負荷低減を目的とした農地・水・環境保全向上対策事業の先進的営農支援にも取組んでおり、自然環境保全と地球環境の温暖化ストップに向けた取組みとして、農村地域が生み出す「農の恵み」である「田んぼ」の自然風景を守るため、田んぼの畦畔においても除草剤に頼らず、農業者自身が機械による除草を行い、緑豊かな景観を保持する活動も併せて行っています。
今後は、特別栽培米「七城のこめ」としてのブランドの確立はもとより、消費者のみなさんへ「安全安心でおいしい米」として提供していくために、生産者、JA、自治体等が一体となり生産管理の徹底を図っていきます。